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<今週の説教要旨>

7/15 「共に生きる」 出エジプト記 23章1~13節  川内裕子牧師

1)民と主との契約

 十戒を民に与えた後、主との契約が続きます。およそ3章に亘る契約のほとんどは、他者との関わりについて書かれています。これまでの生活から一転してエジプトから出て荒野を旅することとなった民にとって、一緒に旅をする隣人との関わり方、共同体をどのように構成するか、ということは急務の事であったでしょう。

 

2)多様な隣人関係

 裁きの場にあって正しくあること。敵対するものの困難の時に手を貸すこと。貧しく、弱い立場にある人々を裁きの場で不当に扱わないこと。6年耕作した後の7年目は安息年として乏しい者のために耕作地を解放すること。安息日には仕事をやめ、家畜や奴隷、寄留者が休息を得る時とすること、など。

 

3)寄留者であったから

 乏しいものや奴隷、寄留者の扱いについてここでは紙幅を割きます。いずれも主人や、庇護するもののもとでのみ、自分たちの処遇が決められる人々です。それらの人々の正義を曲げず、適切な保護をすることがここで求められています。

 その根拠は、「あなたたちは、エジプトの国で寄留者であったから、寄留者の気持ちを知っているから」ということでした。エジプトにいた時、ファラオの心ひとつで自分たちが生死の境に立ったことを、イスラエルの民は骨身にしみて知っていたはずです。

 

4)寄留者として。同時に神の家族として。

 私たちもこの世にあっては寄留者です。なぜなら「わたしたちの本国は天にある(フィリピ320)」からです。しかし、同時に神の家族なのです(エフェソ219)

 昨日インドネシアに派遣されている野口日宇満宣教師、野口佳奈宣教師の報告会が帯広教会で行われました。イスラム教徒が87%、プロテスタントのキリスト教徒7%という宗教比率の中で、寄留者としてインドネシアに遣わされ、キリスト者である確信のもとに宣教の業に励んでおられる実際を伺いました。

 

 私たちも、今遣わされている場で、寄留者として、神の家族として、隣人と共に歩む道が開かれています。

 

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