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<今週の説教要旨>

12/1 第1アドベント 「喜びの知らせ」ルカによる福音書 1:5~25  川内裕子 牧師

 

<福音のはじまり>

「到来」の意味を表すアドベント(待降節)を迎えました。この一か月、私たちは救い主イエスの誕生を待ち望みます。「待つ」時からクリスマスは始まります。ルカによる福音書は、ザカリアとエリサベトに子どもが与えられる出来事からスタートします。ルカは、それを福音のはじまりと考えたのでした。イエス様がお生まれになる前から、その道備えの時から、福音は始まっているのです。

 

<ザカリアの口つぐみはザカリアの妊娠>

二人の夫婦は祭司の家系に属し、非の打ちどころのない人々でした。にもかかわらず、当時は神様の祝福の証しと考えられていた子どもが与えられず、二人は長い間、子どもが与えられることを待ち続けていました。高齢になって息子が与えられると天使から予告を受けた時、人間の常識では実現不可能と思えたザカリアは、そのことをにわかには信じることができません。天使は子どもが生まれるまでザカリアは口を利くことができなくなる、と告げます。でも、とかどうして、とか人間の思いから出てくる言葉はたくさんありますが、ザカリアはその言葉をとどめられます。生まれてくる子どもについて天使が語った言葉を、天使の言うとおりに妊娠したエリサベトのだんだんと大きくなるおなかと共にザカリアは思いめぐらします。予想もしない神の言葉を一朝一夕に受け入れることは、私達には困難なことです。子どもが生まれ出るまでの十月十日、ザカリアは神の言葉の実現のために、人の言葉を閉ざされたのでした。

 

<二人の喜びは、すべての人々の喜び>

天使は、生れる子どもが二人の喜びとなると告げると同時に、イスラエルの民の喜びとなる、とも告げます。その子どもは神のもとに人々を立ち帰らせることになると告げます。子どもの名を「ヨハネ」と名付けるよう天使は言います。

ザカリアは長い口つぐみの後、生れた子どもの名を「ヨハネ」(神は恵み深い)と人々に知らせて再び口がほどかれました。彼が長い間口をつぐんだ後にこぼれ出た言葉は、神への賛美でした。人々もまたヨハネの誕生を喜んだのでした。

先週から今日まで、世界バプテスト祈祷週間です。各地に遣わされている宣教師や働き人を覚えて祈り、ささげてきました。彼らがそれぞれの場でその召命に従って働いているように、私たちもまたそれぞれ立てられた場所で、神の言葉に聴き、神の言葉を語るようにと促されています。

このアドベントの時、私たちは人間の思いからの言葉ではなく、神のみことばに思いめぐらせ、神の恵みを人々に知らせ、喜びを分かち合う生活へと招かれていきましょう。

 

 

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